カシューナッツに含まれてるリン マグネシウムは骨の健康に 骨粗しょう症の予防は? 食生活や気をつけることは?

目次

骨粗鬆症 

骨粗鬆とは「骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。」

自覚がないまま症状が進行することが多いため、早めの対策を心がけることが大切です。

骨粗しょう症の予防

健康効な骨を作るにはカルシウム、でもそれだけではありません。

骨粗鬆にならないためには、生活習慣も大切です。

喫煙はカルシウムの吸収を妨げ骨密度の低下や骨折にも関係していきます。

また、アルコール摂り過ぎると尿と一緒にカルシウムが体外に出てしまうので飲みすぎには気をつけてください。

ウォーキングや筋力トレーニングなど骨に刺激が加わる運動も大切です。

また、短時間(30分~1時間)の日光浴もお勧めです。

骨密度の増加など骨の健康にはバランスの良い食生活が大切です。カルシウムはもちろん、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨を造るのを助けるビタミンK、リン、マグネシウム、タンパク質を摂りましょう。

参考 健康長寿ネット

https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/rounensei/kotsusoshoushou.html

ソフトな食感とミルキーな甘さが人気のカシューナッツは骨の健康に効果的な栄養成分が豊富に含まれています。

高タンパク質、脂質の約60%が一価不飽和のオレイン酸で、ビタミンB1、ビタミンKやマグネシウム、鉄、亜鉛、銅などのミネラルなども豊富です。

骨の健康以外にもカシューナッツには様々な効果効能があります。

・骨粗鬆症予防効果

・生活習慣病予防効果

・貧血予防効果

・疲労回復効果

・味覚障害の予防効果

・便秘な改善効果

骨粗鬆症予防効果 骨と歯の健康

骨粗しょう症の予防はバランスのよい食事と適度な運動が効果的です。

栄養はカルシウムだけではなくマグネシウムなど栄養素もバランスよく摂る必要があります。カシューナッツには骨を丈夫にするビタミンK、銅、マグネシウム、鉄や体を構成するミネラルのひとつであるリンも含まれています。リンは丈夫な骨や歯のために必要な栄養素で、骨の強度を保っています。丈夫な骨を作るには、カルシウムだけではなく、タンパク質 コラーゲンも重要です。ビタミンKは骨を形成するタンパク質を合成するビタミンです。

生活習慣病予防 不飽和脂肪酸(オレイン酸)

カシューナッツは脂質の約60%がオレイン酸で、一価不飽和脂肪酸に分類される油です。

オレイン酸はLDL(悪玉)コレステロールを減少させる効果だけでなく、HDL(善玉)コレステロールを増加させる働きもあります。LDL(悪玉)コレステロールが増加すると動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まります。

貧血予防効果

カシューナッツは鉄と銅が豊富に含まれているため、貧血を改善する効果が期待できます。

鉄や銅が不足すると寝てても疲れが取れなかったり、頭が重くなったりなどの体の不調がみられます。立ちくらみなどの貧血症状がある方は、カシューナッツはおすすめです。

疲労回復効果

カシューナッツに含まれるビタミンB1には疲労を回復させる効果があります。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する働きがあります。糖質をエネルギーに変える力がなくなると疲労物質である『乳酸』が溜まりやすくなり疲労を感じやすくなります。

味覚障害の予防

カシューナッツは『亜鉛』の含有量はナッツ類の中でもトップクラスです。

亜鉛は日本人に不足していると言われていますが、大事な栄養素です。細胞の正常な生まれ変わりを助ける働きがあり、味覚障害の予防に効果的です。

便秘の改善 整腸作用

食物繊維には水に溶けず、水分を吸収してふくらむ「不溶性食物繊維」と水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になる「水溶性食物繊維」があります。

カシューナッツには両方の食物繊維がバランス良く含まれています。

また、オレイン酸は便秘を解消させる効果があるといわれており、食物繊維とオレイン酸で便秘を解消する効果が期待できます。

参考 健達ネット https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/22615

カシューナッツ一日何粒?

カシューナッツの一日の摂取量は約10粒

多くても20粒までで、食べ過ぎには気をつけてください。

効果的な食べ方

カシューナッツは、食前30分~1時間前に食べるのがおすすめです。

食前に食べると、食事による血糖の急上昇を抑えられます。

栄養成分

食品成分表2020(八訂)